主人公を考える、前に
引き続き主人公を考えていますが、ゲームとして作るなら、自分ができる内容を把握しておかないと、キャラクターがやりそうなことをほとんど実装できないなんてことになるんじゃないかと、ちょっと考えてしまいました。
そういうわけで、RPGツクールMVを使って現在の自分ができること、少しがんばればできそうなことを確認しておきましょう。
- できること(作ったことあるもの)
簡単なマップ作製とマップ間の移動を設定する
決定ボタンを押したりすると始まるイベントを作る
追いかけてきたり歩き回ったりするキャラを作る
標準の戦闘を発生させる
ひとつのマップ全体に対して並列処理されるイベントを置く
条件による分岐を作る - できそうなこと(やってみたいこと)
オリジナルの画像を使う
全身絵を表示する
ダンジョンらしいギミックを置く
標準の戦闘っぽいけどやってることがおかしい戦闘を作る
少し考えたものの、挙げている内容のレベルもバラバラだし具体性に欠けるし、ダメだこれ。
主人公にやらせたいことを考えて、それを再現する方法を探るほうがまだましそう。
そもそもあんまり考えすぎると超短編じゃなくなるかも。
改めまして、目的からまず決めます。
何かおつかいでダンジョンへ、というのは本来なら強い人が行くもの。
だから、か弱い主人公に与えられた任務だとするなら、簡単で安全なクエストだったはず。
もしくは、本人が望んで冒険するパターン。こっちは積極的なキャラのほうが合う。
迷い込んだ兄弟とかを探しに行くのもありだけど、今回は冒険する主人公にします。
遺跡を探検するために出かけた主人公が深部に迷い込んで怖い目に合う。そこから無事に脱出することが目的。
歩いて探索し、調べたり拾ったりし、戦闘っぽいことをこなし、もしかしたら運よく宝物を見つけたりしつつ、無事に家まで帰り着く。
ダンジョンは遺跡タイプ。主人公が隠し通路を見つけて入ってみたら、同じ場所からは外に出られなくなった。
遺跡の表面部分はすでに地元の学者なんかが調査を終えているが、この隠し通路から入った内部は手つかず。宝物や侵入者迎撃用の罠があり、住み着いたモンスターがいる。
無事に脱出するために必要なのは、別の出口の発見または入ってきた通路の回復。
一方通行の理由としてありそうなのは、高低差があって届かないとか、モンスターが居座って動かないとか、スイッチ操作しないと内側から開けられない扉とか、入る時には持っていたカギをなくしたとか。
かなりよく動く主人公になりそうな予感。